                     DB2 スタート・ガイド (Windows)

目次

DB2 サーバーおよび IBM データ・サーバー・クライアントのインストール要件 
(Windows)
ディスク要件とメモリー要件
DB2 のインストール方式
DB2 サーバーのインストール (Windows)
応答ファイルの編集 (Windows)
フィックスパックの適用
追加のツールのインストール操作を DB2 インストールから起動できる

DB2 サーバーおよび IBM データ・サーバー・クライアントのインストール要件 
(Windows)



DB2(R) 製品をインストールするには、オペレーティング・システム、ソフトウ
ェア、およびハードウェアに関する以下のような前提条件を満たす必要があり
ます。

表 1. Windows ワークステーション・プラットフォーム
+------------------+------------+------------------+------------------+
| オペレーティン   | 前提条件   | ハードウェア     | 注               |
| グ・システム     |            |                  |                  |
+------------------+------------+------------------+------------------+
| Windows(R) XP    | Windows XP | サポートされる   |                  |
| Professional (32 | Service    | Windows オペレー |                  |
| ビットおよび     | Pack 2 以  | ティング・システ |                  |
| x64)             | 降         | ム (32 ビットお  |                  |
| Windows Vista    | IBM(R)     | よび x64 ベース  |                  |
| Ultimate (32 ビ  | Data       | のシステム) を実 |                  |
| ットおよび x64)  | Server     | 行可能なすべての |                  |
|                  | Provider   | Intel(R) および  |                  |
|  Windows Vista   | for .NET   | AMD プロセッサー |                  |
| Business (32 ビ  | クライアン |                  |                  |
| ットおよび x64)  | ト・アプリ |                  |                  |
|                  | ケーション |                  |                  |
|  Windows Vista   | と CLR サ  |                  |                  |
| Enterprise (32   | ーバー・サ |                  |                  |
| ビットおよび     | イド・プロ |                  |                  |
| x64)             | シージャー |                  |                  |
|                  | は、.NET   |                  |                  |
|                  | 1.1 SP1 ま |                  |                  |
|                  | たは .NET  |                  |                  |
|                  | 2.0 フレー |                  |                  |
|                  | ムワーク・ |                  |                  |
|                  | ランタイム |                  |                  |
|                  | を必要とし |                  |                  |
|                  | ます       |                  |                  |
|                  |            |                  |                  |
|                  | 64 ビット  |                  |                  |
|                  | IBM Data   |                  |                  |
|                  | Server     |                  |                  |
|                  | Provider   |                  |                  |
|                  | for .NET   |                  |                  |
|                  | アプリケー |                  |                  |
|                  | ションがサ |                  |                  |
|                  | ポートされ |                  |                  |
|                  | ます       |                  |                  |
+------------------+------------+------------------+------------------+

表 2. Windows サーバー・プラットフォーム
+------------------+------------------+------------+------------------+
| オペレーティン   | 前提条件         | ハードウェ | 注               |
| グ・システム     |                  | ア         |                  |
+------------------+------------------+------------+------------------+
| Windows 2003     | Service Pack 1   | サポートさ |                  |
| Standard Edition | 以降。           | れる       |                  |
| (32 ビットおよび | R2 もサポートさ  | Windows オ |                  |
| x64)             | れます           | ペレーティ |                  |
| Windows 2003     |                  | ング・シス |                  |
| Enterprise       | IBM Data Server  | テムを実行 |                  |
| Edition (32 ビッ | Provider for     | 可能なすべ |                  |
| トおよび x64)    | .NET クライアン  | ての Intel |                  |
|                  | ト・アプリケーシ | および AMD |                  |
| Windows 2003     | ョンと CLR サー  | プロセッサ |                  |
| Datacenter       | バー・サイド・プ | ー         |                  |
| Edition (32 ビッ | ロシージャー     |            |                  |
| トおよび x64)    | は、.NET 1.1 SP1 |            |                  |
|                  | または .NET 2.0  |            |                  |
|                  | フレームワーク・ |            |                  |
|                  | ランタイムを必要 |            |                  |
|                  | とします         |            |                  |
|                  |                  |            |                  |
|                  | 64 ビット IBM    |            |                  |
|                  | Data Server      |            |                  |
|                  | Provider for     |            |                  |
|                  | .NET アプリケー  |            |                  |
|                  | ションがサポート |            |                  |
|                  | されます         |            |                  |
+------------------+------------------+------------+------------------+



ソフトウェアに関する他の考慮事項
           
         *  Windows Installer 3.0 が必要です。これが検出されない場合に
            は、インストーラーによってインストールされます。
         *  IBM Data Server Provider for .NET クライアント・アプリケー
            ションと CLR サーバー・サイド・プロシージャーは、.NET 1.1 
            SP1 または .NET 2.0 フレームワーク・ランタイムを必要としま
            す。 x64 環境では、32 ビット IBM Data Server Provider for 
            .NET アプリケーションは WOW64 エミュレーション・モードで実
            行されます。
         *  MDAC 2.8 が必要です。 MDAC 2.8 がまだインストール済みでない
            場合には、DB2 セットアップ・ウィザードによってインストール
            されます。 

            注: 以前のバージョンの MDAC (例えば 2.7) がインストール済み
                  の場合、DB2 インストールによって MDAC 2.8 にアップグ
                  レードされます。標準インストールでは、MDAC 2.8 がイン
                  ストールされます。カスタム・インストールでは、MDAC 2.8
                  をインストールするデフォルト設定を選択解除しない限
                  り、これがインストールされます。カスタム・インストー
                  ルで MDAC を選択解除した場合には、インストールされま
                  せん。

         *  LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) を使用する予定
            がある場合、Microsoft(R) LDAP クライアントまたは IBM 
            Tivoli(R) Directory Server v6 クライアント (IBM LDAP とも呼
            ばれる DB2 製品付属の機能) のどちらかを使用する必要がありま
            す。 Microsoft Active Directory のインストール前に、db2schex
            ユーティリティーを使ってディレクトリー・スキーマを拡張する
            必要があります。このユーティリティーは、インストール・メデ
            ィアの db2\Windows\utilities ディレクトリーにあります。  

            Microsoft LDAP クライアントは、Windows XP および Windows 
            Server 2003 オペレーティング・システムに付属しています。

         *  オンライン・ヘルプを表示するには TCP/IP サポートが必要です。
         *  オンライン・ヘルプの表示、DB2 インストール・ランチパッド 
            (setup.exe) の実行、およびファースト・ステップ (db2fs) の実
            行には、次のいずれかのブラウザーが必要です。 
            *  Internet Explorer 6 以上
            *  Mozilla 1.4 以上
            *  Firefox 1.0 以上
            *  Netscape 7.0 以上

ディスク要件とメモリー要件



ディスク要件

この製品に必要なディスク・スペースは、選択するインストールのタイプ、お
よびご使用のファイル・システムのタイプに応じて異なります。DB2 セットア
ップ・ウィザードは、標準、コンパクト、またはカスタムのいずれかのインス
トール中に選択したコンポーネントに基づいて動的なサイズの見積もりを提供
します。

必要なデータベース、ソフトウェア、および通信製品のためのディスク・スペ
ースも必ず含めるようにしてください。

Linux(R) および UNIX(R) オペレーティング・システムでは、/tmp ディレクト
リーに 2 GB のフリー・スペースがあることが推奨されています。



メモリー要件

DB2 データベース・システムでは少なくとも 256 MB の RAM が必要です。DB2 
製品と DB2 GUI ツールのみ実行するシステムであれば、少なくとも 512 MB の 
RAM が必要になります。しかし、パフォーマンスの改善のためには、1 GB の 
RAM をお勧めします。ここで示した要件には、システムで実行する他のソフト
ウェアのための追加のメモリー要件は含まれていません。

メモリー要件を判断するときは、以下の点に注意してください。 
*  DB2 製品を Itanium ベース・システムの HP-UX バージョン 11i で実行す
   る場合は、少なくとも 512 MB の RAM が必要です。
*  IBM データ・サーバー・クライアント・サポートについては、これらのメモ
   リー要件は 5 つの並行クライアント接続を基本としています。5 つのクラ
   イアント接続ごとに、さらに 16 MB の RAM が必要です。
*  メモリー要件は、データベース・システムのサイズと複雑さ、データベー
   ス・アクティビティーの程度、およびシステムにアクセスするクライアント
   の数によって影響を受けます。 

   DB2 サーバー製品の場合、いくつかのメモリー構成パラメーターの値を自動
   的に設定するための自己チューニング・メモリー・フィーチャーが用意され
   ており、メモリー構成の作業を簡略化できるようになっています。このメモ
   リー調整機能を有効にすると、ソート、パッケージ・キャッシュ、ロック・
   リスト、バッファー・プールなど、メモリーを消費するいくつかの機能の間
   で、使用可能メモリー・リソースが動的に分散されます。

*  Linux オペレーティング・システムの場合は、少なくとも RAM の 2 倍以上
   の SWAP スペースを確保することをお勧めします。

DB2 のインストール方式

 このトピックでは、DB2 をインストールする方法についての情報を提供しま
す。以下の表は、使用できるインストール方式をオペレーティング・システム
ごとに示しています。

表 3. オペレーティング・システムごとのインストール方式
+-----------------------+----------------------+----------------------+
| インストールの方法    | Windows              | LinuxLinux または    |
|                       |                      | UNIX                 |
+-----------------------+----------------------+----------------------+
| DB2 セットアップ・ウ  | あり                 | あり                 |
| ィザード              |                      |                      |
+-----------------------+----------------------+----------------------+
| 応答ファイルによるイ  | あり                 | あり                 |
| ンストール            |                      |                      |
+-----------------------+----------------------+----------------------+
| db2_install コマンド  | なし                 | あり                 |
+-----------------------+----------------------+----------------------+
| ペイロード・ファイル  | なし                 | あり                 |
| のデプロイメント      |                      |                      |
+-----------------------+----------------------+----------------------+

以下のリストは、DB2 のインストール方式を示しています。

DB2 セットアップ・ウィザード
         DB2 セットアップ・ウィザードは、Linux、UNIX、および Windows オ
         ペレーティング・システムLinux で使用できる GUI インストーラー
         です。 DB2 セットアップ・ウィザードは、DB2 製品をインストール
         して初期のセットアップおよび構成タスクを実行するための便利なイ
         ンターフェースを提供します。  

         また、DB2 セットアップ・ウィザードを使用すれば、DB2 インスタン
         スの作成や、他のマシン上にこのインストールを複製するための応答
         ファイルの作成も行えます。 

         注: Linux および UNIXLinux プラットフォームでの非 root インス
               トールの場合、ただ 1 つの DB2 インスタンスだけが存在可能
               です。 DB2 セットアップ・ウィザードによって、非 root イ
               ンスタンスが自動的に作成されます。

          

         Linux および UNIXLinux プラットフォームでは、DB2 セットアッ
         プ・ウィザードを表示するために X サーバーが必要です。


応答ファイルによるインストール
         応答ファイルとは、セットアップと構成のさまざまな値を格納するテ
         キスト・ファイルです。このファイルは DB2 セットアップ・プログ
         ラムによって読み取られ、指定済みの値に従ってインストールが実行
         されます。  

         応答ファイルによるインストールは、サイレント・インストールとも
         呼ばれます。

          

         このインストール方式の 1 つの利点は、インストールを実行しなく
         ても、応答ファイルを作成できることです。この機能は、DB2 製品の
         インストールに必要なオプションをキャプチャーするうえで便利で
         す。応答ファイルを後で使用することにより、指定済みのオプション
         に正確に従って DB2 製品をインストールできます。

          

         応答ファイルの別の利点は、DB2 セットアップ・ウィザードを使って
         設定できないパラメーターにアクセスできることです。

          

         Linux および UNIX オペレーティング・システムでは、独自のアプリ
         ケーション内に DB2 インストール・イメージを組み込めば、アプリ
         ケーションは、コンピューターが読み取れる形式でインストーラーか
         らインストール進行状況情報とプロンプトを受け取ることができま
         す。この動作は、応答ファイル・キーワード INTERACTIVE によって
         制御されます。

          

         応答ファイルを作成するには、次のようにさまざまな方法がありま
         す。 

         応答ファイル・ジェネレーターを使用する (Windows プラットフォー
         ム)
                  Windows では、応答ファイル・ジェネレーターを使って、
                  既存のインストールを複製する応答ファイルを作成できま
                  す。例えば、IBM データ・サーバー・クライアントをイン
                  ストールしてクライアントを完全に構成した後、そのクラ
                  イアントのインストールと構成を他のコンピューターに複
                  製するための応答ファイルを生成することができます。

         DB2 セットアップ・ウィザードを使用する
                  DB2 セットアップ・ウィザードを使用すれば、DB2 セット
                  アップ・ウィザードの各手順で選択した内容に基づく応答
                  ファイルを作成できます。選択内容は応答ファイルに記録
                  され、システム内の特定の場所にそれを保存できます。パ
                  ーティション・データベース・インストールを選択した場
                  合、インスタンス所有コンピューター用、および参加コン
                  ピューター用の 2 つの応答ファイルが生成されます。  

                  db2cfexp コマンドを使ってクライアントまたはサーバーの
                  プロファイルをエクスポートすることにより、クライアン
                  トまたはサーバーの構成を保存できます。その後、db2cfimp
                  コマンドを使ってプロファイルを簡単にインポートできま
                  す。また、CLIENT_IMPORT_PROFILE キーワードを使用すれ
                  ば、応答ファイルによるインストール時に、db2cfexp コマ
                  ンドを使ってエクスポートされたクライアントまたはサー
                  バー・プロファイルをインポートすることができます。

                   

                  クライアントまたはサーバー・プロファイルのエクスポー
                  トを実行するのは、すべてのデータ・ソースをインストー
                  ルしてカタログした後でなければなりません。


         それぞれの DB2 製品に付属のサンプル応答ファイルをカスタマイズす
         る
                  応答ファイル・ジェネレーターまたは DB2 セットアップ・
                  ウィザードを使って応答ファイルを作成する方法に加え
                  て、サンプル応答ファイルを手作業で変更することもでき
                  ます。サンプル応答ファイルは、DB2 製品 DVD に格納され
                  ています。サンプル応答ファイルは、各製品ごとに有効な
                  すべてのキーワードについての詳細を提供します。


db2_install コマンド (Linux および UNIX プラットフォームのみ)
         db2_install コマンドを使用すれば、指定した DB2 製品のすべての 
         コンポーネントが、英語インターフェース・サポートとともにインス
         トールされます。 -L パラメーターを使用することにより、追加サポ
         ートする言語を選択できます。特定のコンポーネントを選択または除
         外することはできません。  

         db2_install コマンドでは、指定した DB2 製品のすべてのコンポー
         ネントがインストールされますが、ユーザーとグループの作成、イン
         スタンスの作成、あるいは構成は実行されません。インストール後に
         構成を行う場合には、このインストール方式が便利かもしれません。
         インストール中に DB2 製品を構成したい場合には、DB2 セットアッ
         プ・ウィザードの使用を考慮してください。

          

         Linux および UNIX オペレーティング・システムでは、独自のアプリ
         ケーション内に DB2 インストール・イメージを組み込めば、アプリ
         ケーションは、コンピューターが読み取れる形式でインストーラーか
         らインストール進行状況情報とプロンプトを受け取ることができま
         す。

          

         このインストール方式の場合、製品ファイルをデプロイした後に、手
         動で構成する必要があります。


ペイロード・ファイルのデプロイメント (Linux および UNIX のみ)
         この方法は、ほとんどのユーザーには推奨されない上級のインストー
         ル方式です。この方法では、ユーザーがペイロード・ファイルを物理
         的にインストールする必要があります。ペイロード・ファイルとは、
         インストール可能なコンポーネント用のすべてのファイルとメタデー
         タが入った圧縮 tarball です。  

         このインストール方式の場合、製品ファイルをデプロイした後に、手
         動で構成する必要があります。

注: DB2 製品のインストールは、Linux および UNIX プラットフォームのオペ
      レーティング・システム・パッケージではなくなりました。このため、
      インストール用のオペレーティング・システム・コマンドを使用できな
      くなりました。 DB2 インストールとの間で対話や照会を行うためのスク
      リプトが存在する場合、そのようなスクリプトを変更する必要がありま
      す。

DB2 サーバーのインストール (Windows)

このタスクでは、Windows 上で DB2 セットアップ・ウィザードを開始する方法
について説明します。 DB2 セットアップ・ウィザードを使用することにより、
インストールを定義し、システムに DB2 製品をインストールします。



前提条件 DB2 セットアップ・ウィザードを開始する前に、以下の準備
         が必要です。 
         *  パーティション・データベース環境をセットアップする予定があ
            る場合は、『パーティション・データベース環境のセットアッ
            プ』のトピックを参照してください。
         *  インストール、メモリー、ディスクの各要件をシステムが満たし
            ていることを確認します。
         *  Windows 上で LDAP を使用して Active Directory に DB2 サーバ
            ーを登録する予定があれば、インストール前にディレクトリー・
            スキーマを拡張する必要があります。
         *  インストールを実行するには、推奨ユーザー権限を持つローカル 
            Administrator ユーザー・アカウントが必要です。LocalSystem を
            DAS ユーザーおよび DB2 インスタンス・ユーザーとして使用で
            き、データベース・パーティション・フィーチャーが使用されな
            い DB2 サーバーでは、システム特権を持つ非管理者ユーザーがイ
            ンストールを実行できます。
         *  必須ではありませんが、すべてのプログラムをクローズしておく
            ことをお勧めします。こうしておくと、インストール・プログラ
            ムがリブートを要求せずにコンピューター上のファイルを更新で
            きます。


制約事項 
         *  DB2 コピー名とインスタンス名は、数値で始めることはできませ
            ん。
         *  DB2 コピー名とインスタンス名は、すべての DB2 コピー間で固有
            でなければなりません。
         *  XML フィーチャーを使用できるのは、データベース・パーティシ
            ョンが 1 つだけのデータベースに限定されます。
         *  以下のいずれかが既にインストールされている場合は、同じパス
            に他の DB2 製品をインストールすることはできません。 
            *  IBM Data Server Runtime Client
            *  IBM Data Server Driver for ODBC, CLI, and .NET
            *  DB2 インフォメーション・センター

         *  DB2 セットアップ・ウィザードの各フィールドでは、英文字以外
            は使用できません。



DB2 セットアップ・ウィザードを開始するには、以下のようにします。

1. DB2 インストール用に定義したローカル Administrator アカウントで、シ
   ステムにログオンします。
2. DB2 製品 DVD を使用する場合は、ドライブに DVD を挿入します。自動実行
   機能が有効になっている場合は、DB2 セットアップ・ランチパッドが自動的
   に開始されます。自動実行されない場合は、Windows エクスプローラを使用
   して DB2 製品 DVD を参照し、セットアップ・アイコンをダブルクリックし
   て DB2 セットアップ・ランチパッドを開始します。
3. パスポート・アドバンテージから DB2 製品をダウンロードした場合は、実
   行可能ファイルを実行して DB2 製品インストール・ファイルを解凍しま
   す。Windows エクスプローラを使用して DB2 インストール・ファイルを参
   照し、セットアップ・アイコンをダブルクリックして DB2 セットアップ・
   ランチパッドを開始します。
4. DB2 セットアップ・ランチパッドから、インストール前提条件とリリース情
   報を参照できます。あるいは、インストールに直接進むこともできます。イ
   ンストール前提条件とリリース情報を読んで、後で追加された情報を調べる
   ことをお勧めします。
5. 「製品のインストール」をクリックします。「製品のインストール」ウィン
   ドウに、インストール可能な製品が表示されます。  

   コンピューターに既存の DB2 製品がインストールされていない場合は、「
   新規インストール」をクリックしてインストールを起動します。DB2 セット
   アップ・ウィザードのプロンプトに従ってインストールを進めます。

    

   コンピューターに既存の DB2 製品が 1 つ以上インストールされている場合
   は、以下の操作が可能です。 
   *  新しい DB2 コピーを作成するには、「新規インストール」をクリックし
      ます。
   *  既存の DB2 コピーをアップグレードする、既存の DB2 コピーに機能を
      追加する、既存の DB2 バージョン 8 またはバージョン 9.1 のコピーを
      マイグレーションする、またはアドオン製品をインストールするには、
      既存の処理」をクリックします。

6. DB2 セットアップ・ウィザードがシステム言語を判別し、その言語用のセッ
   トアップ・プログラムを起動します。残りのステップを知るには、オンライ
   ン・ヘルプを利用できます。オンライン・ヘルプを呼び出すには、ヘルプ」
   をクリックするか、F1 キーを押します。「キャンセル」をクリックすれ
   ば、いつでもインストールを終了できます。



DB2 製品が、デフォルトでは <Program Files>\IBM\sqllib ディレクトリーに
インストールされます (<Program Files> は Program Files ディレクトリーの
場所)。

このディレクトリーが既に使用されているシステムにインストールすると、DB2 
製品インストール・パスには _xx が追加されます。_xx は 01 から始まる数字
で、既にインストールされている DB2 コピーの数に応じて増えていきます。

独自の DB2 製品インストール・パスを指定することもできます。



インストール中に検出されたエラーについては、My Documents\DB2LOG\ ディレ
クトリーにあるインストール・ログ・ファイルを調べてください。ログ・ファ
イルには DB2-ProductAbrrev-DateTime.log の形式が使用され、例えば 
DB2-ESE-Tue Apr 04 17_04_45 2006.log のようになります。

ローカル・コンピューターかネットワーク上の別のコンピューターにある DB2 
資料に DB2 製品からアクセスできるようにするには、DB2 インフォメーショ
ン・センターをインストールする必要があります。DB2 インフォメーション・
センターには、DB2 データベース・システムと DB2 関連製品に関する資料が含
まれています。DB2 インフォメーション・センターがローカルにインストール
されていない場合、デフォルトでは Web から DB2 情報にアクセスします。

DB2 Express Edition と DB2 Workgroup Server Edition のメモリー限度
         DB2 Express Edition をインストールする場合、インスタンスの最大
         許可メモリーは 4GB です。 

         DB2 Workgroup Server Edition をインストールする場合、インスタ
         ンスの最大許可メモリーは 16GB です。

          

         インスタンスに割り振られるメモリー量は、INSTANCE_MEMORY データ
         ベース・マネージャー構成パラメーターで決まります。 

         バージョン 9.1 からマイグレーションするときの重要な注記:
                  
                  *  DB2 バージョン 9.1 製品のメモリー構成が許可限度を
                     超える場合、現行バージョンにマイグレーションした後
                     の DB2 製品を開始できない可能性があります。
                  *  自己調整メモリー・マネージャーがインスタンス全体の
                     メモリー限度を大きくする場合、メモリー限度がライセ
                     ンス限度を超えることはありません。

応答ファイルの編集 (Windows)



 応答ファイルを作成した後、応答ファイル内のキーワードをアクティブまたは
非アクティブに変更する必要がある場合があります。

該当するのは、以下のいずれかのシナリオです。 
*  サンプル応答ファイルを基にして応答ファイルを作成する (サンプル応答フ
   ァイルは db2\Windows\samples にあります)。
*  DB2 セットアップ・ウィザードを使用して作成済みの (インストールを基に
   した) 応答ファイルに変更を加える。
*  DB2 製品のセットアップと構成を既に完了しており、応答ファイル生成プロ
   グラムで生成された応答ファイルを使用して、構成をそのままネットワーク
   全体に配布する。応答ファイル生成後に応答ファイル生成プログラムを使用
   する場合は、ユーザー名とパスワードを入力する必要がある場合がありま
   す。

DB2 製品は、ターゲット・ワークステーションのローカル・ドライブにのみイ
ンストールしてください。非ローカル・ドライブにインストールすると、パフ
ォーマンスおよび可用性の問題が発生する恐れがあります。

応答ファイルを編集するには、以下のようにします。

1. サンプル応答ファイルを使用する場合は、そのコピーを作成し、コピーをテ
   キスト・エディターで開きます。DB2 セットアップ・ウィザードによって作
   成された応答ファイルを使用する場合は、応答ファイルをテキスト・エディ
   ターで開きます。
2. 応答ファイルをカスタマイズします。  

   応答ファイル内の項目をアクティブにするには、キーワードの左のアスタリ
   スク (*) を削除します。次に、値の右の現在の設定を、新しい設定に置き
   換えます。可能な設定が等号の右にリストされています。

    

   製品によっては応答ファイル内に必須キーワードが含まれており、これらの
   値を指定する必要があります。必須キーワードは、各応答ファイルのコメン
   ト内で示されます。

    

   応答ファイルによるインストール時に応答ファイル内に指定するのは、イン
   ストールに固有のキーワードについてのみです。

3. ファイルを共有ネットワーク・ドライブに保存してインストール・サーバー
   が使用できるようにします。変更を加えた場合は、新しいファイル名でファ
   イルを保存し、オリジナルのサンプル応答ファイルを保持しておきます。製
   品 DVD から直接インストールする場合は、名前を変更した応答ファイルを
   別のドライブに格納する必要があります。

フィックスパックの適用





DB2 の実行環境を最新のフィックスパック・レベルに保つことにより、操作で
問題が発生しないようにすることをお勧めします。フィックスパックを正常に
インストールするには、必要なインストール前およびインストール後タスクを
すべて実行します。

DB2 フィックスパックには、IBM でのテスト中に検出された問題に対する更新
およびフィックス (プログラム診断依頼書 (APAR)) と、お客様から報告された
問題のフィックスが含まれています。各フィックスパックに含まれている 
APARLIST.TXT ファイルでは、含まれているフィックスについて説明されていま
す。

フィックスパックは累積されます。つまり、ある任意のバージョンの DB2 の最
新のフィックスパックには、同じバージョンの DB2 のそれまでのフィックスパ
ックを更新した内容がすべて入っているということです。

以下のフィックスパック・イメージを使用できます。 
*  単一サーバー・イメージ。  

   単一サーバー・イメージには、すべての DB2 サーバー製品と IBM Data 
   Server Client に必要な新しいコードと更新されたコードが含まれていま
   す。1 つの場所に複数の DB2 サーバー製品をインストールしている場合
   は、DB2 サーバーのフィックスパックは保守コードの更新をインストール済
   みの DB2 サーバー製品すべてに適用します。Data Server Client のフィッ
   クスパックは、1 つの DB2 サーバーのフィックスパック (つまり、
   Enterprise Server Edition、Workgroup Server Edition、Express 
   Edition、Personal Edition、Connect Enterprise Edition、Connect 
   Application Server Edition、Connect Unlimited Edition for zSeries
   (R)、および Connect Unlimited Edition for i5/OS(R) のいずれかのサー
   バー製品の保守に使用できるフィックスパック) に含まれています。DB2 サ
   ーバーのフィックスパックを使用して、Data Server Client をアップグレ
   ードすることができます。

    

   単一サーバー・イメージを使用して、デフォルトで DB2 試用版ライセンス
   のある特定のフィックスパック・レベルの DB2 データベース・サーバー製
   品をインストールすることもできます。

*  他の各 DB2 データベース製品ごとのフィックスパック。  

   このフィックスパックを使用するのは、非サーバー・データベース製品また
   はアドオン製品をインストールしてある場合に限られます。例えば、IBM 
   Data Server Runtime Client や Query Patroller などがあります。

    

   インストールしてある DB2 製品が、DB2 サーバー製品か Data Server 
   Client のみの場合は、このタイプのフィックスパックを使用しないでくだ
   さい。代わりに、単一サーバー・イメージのフィックスパックを使用してく
   ださい。

    

   Windows プラットフォームの場合、複数の DB2 データベース製品 (Data 
   Server Client または DB2 サーバー以外の製品が 1 つ以上含まれる) が 1 
   つの DB2 コピー内にインストールされていれば、それに対応する製品固有
   のフィックスパックをすべてダウンロードして解凍してから、フィックスパ
   ックのインストール・プロセスを開始しなければなりません。

*  ユニバーサル・フィックスパック (Linux または UNIX プラットフォームの
   み)。  

   ユニバーサル・フィックスパックは、既に複数の DB2 データベース製品が
   インストールされている場合のインストールの保守のためのものです。

    

   インストールしてある DB2 製品が、DB2 サーバー製品か Data Server 
   Client のみの場合、ユニバーサル・フィックスパックは必要ありません。
   その場合は、単一サーバー・イメージのフィックスパックを使用する必要が
   あります。

制約事項 
         *  DB2 バージョン 9.5 フィックスパックは、DB2 バージョン 9.5 
            の一般出荷版 (GA) またはフィックスパック・レベルのコピーの
            みに適用できます。
         *  フィックスパックをインストールする前に、更新する DB2 コピー
            に関連した DB2 インスタンス、DAS、およびアプリケーションを
            すべて停止しなければなりません。
         *  データベース・パーティション・フィーチャー (DPF) を使用して
            いる場合は、フィックスパックをインストールする前に、すべて
            のノード上でデータベース・マネージャーを停止しなければなり
            ません。インスタンス所有ノードと他のすべてのパーティショ
            ン・ノード上にフィックスパックをインストールしなければなり
            ません。インスタンスに参加しているすべてのコンピューターを
            同じフィックスパック・レベルにアップグレードしなければなり
            ません。
         *  Linux または UNIX オペレーティング・システムの場合: 
            *  ネットワーク・ファイル・システム (NFS) 上に DB2 製品があ
               る場合は、フィックスパックをインストールする前に、すべて
               のインスタンス、DB2 Administration Server (DAS)、プロセ
               ス間通信 (IPC)、および同じ NFS をマウントするインストー
               ルを使用している他のマシン上のアプリケーションが完全に停
               止していることを確認しなければなりません。
            *  システム・コマンド fuser または lsof を使用できない場合、
               installFixPack コマンドはロードされている DB2 ファイルを
               検出できません。DB2 ファイルがロードされていないことを確
               認し、オーバーライド・オプションを指定してフィックスパッ
               クをインストールしなければなりません。UNIX では、ロード
               されているファイルをチェックするには、fuser コマンドが必
               要です。Linux では、fuser コマンドか lsof コマンドが必要
               です。  

               オーバーライド・オプションについて詳しくは、
               installFixPack コマンドを参照してください。

         *  クライアント・アプリケーションでは、フィックスパックの適用
            後に、アプリケーションの自動バインドを実行するには、ユーザ
            ーにバインド権限がなければなりません。
         *  DB2 フィックスパックをインストールしても、データ・サーバー
            管理者ツールまたはデータ・サーバー開発者ツールはその保守の
            対象とはなりません。

Linux または UNIX での非 root インストールの場合、db2rfe コマンドを使用
することにより、root ベースのフィーチャー (高可用性やオペレーティング・
システム・ベースの認証など) を有効にすることができます。 DB2 製品のイン
ストール後に root ベースのフィーチャーを有効にした場合は、フィックスパ
ックを適用するたびに db2rfe コマンドを再実行して、これらのフィーチャー
を再び有効にする必要があります。詳しくは、下記の非 root 関連のリンクを
参照してください。

Linux または UNIX オペレーティング・システムでは、各国語がインストール
されている場合、それぞれの各国語フィックスパックも別個に必要になりま
す。各国語フィックスパックのみをインストールすることはできません。同時
にユニバーサル・フィックスパックまたは製品固有のフィックスパックも適用
する必要があり、かつそれらの両方のフィックスパック・レベルが同じでなけ
ればなりません。例えば、Linux または UNIX 上でユニバーサル・フィックス
パックを英語以外の DB2 データベース製品に適用する場合、DB2 データベース
製品を更新するには、ユニバーサル・フィックスパックと各国語フィックスパ
ックの両方を適用しなければなりません。

複数の DB2 コピーが同一システム上にある場合、それらのコピーのバージョン
とフィックスパック・レベルはそれぞれ異なっている可能性があります。 DB2 
の 1 つ以上のコピーにフィックスパックを適用する場合、DB2 の各コピーにフ
ィックスパックを 1 つずつインストールしなければなりません。

フィックスパックをインストールするには、次のようにします。

1. DB2 Support Web サイト (
   http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support.html) で、フィック
   スパック・ダウンロードのリンクを選択することにより、最新の DB2 フィ
   ックスパックにアクセスしてダウンロードします。
2. フィックスパックの前提条件をチェックし、フィックスパックをインストー
   ルする前に必要な作業を実行します。既に DB2 データベース製品をインス
   トールしている場合は、さまざまな DB2 プロセスも停止しなければなりま
   せん。詳しくは、フィックスパックの README を参照してください。
3. フィックスパックのインストール方法を選択して、フィックスパックをイン
   ストールします。



ログ・ファイル中で、インストール後のステップや、エラー・メッセージと推
奨処置をチェックします。

追加のツールのインストール操作を DB2 インストールから起動できる

DB2 サーバー製品のインストール中に、Data Server Developer ツールや Data 
Server Administrator ツールをインストールするよう選択できます。

DB2 サーバーのインストール中に Data Server Developer ツールまたは Data 
Server Administrator ツールをインストールするよう選択した場合、DB2 セッ
トアップ・ウィザードによって DB2 サーバー製品がインストールされた後、ス
タンドアロンのインストール・プログラムが起動されます。また、DB2 サーバ
ー製品をインストールしなくても、DB2 セットアップ・ランチパッドから Data 
Server Developer ツールまたは Data Server Administrator ツールをインス
トールできるようになりました。

Data Server Developer ツールおよび Data Server Administrator ツールには
独自のスタンドアロン・インストール・プログラムがあり、DB2 インストール
からこれを別個に起動できます。 DB2 インストール・プログラムでは、DB2 応
答ファイルを使ってこれらのツールをインストールする操作はサポートされま
せん。

サイレント・モードで Data Server Developer ツールまたは Data Server 
Administrator ツールをインストールするには、スタンドアロン・インストー
ル・プログラムで提供される非対話インストール方式を使用してください。

